去る9月24日(日)、当山の彼岸法要を勤めました。
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朝夕は涼しくなったものの、陽光を浴びるとまだまだ汗ばむ日和のなか、遠近各所より多数のご参詣をいただき、共に日常勤行・お念仏・ご詠歌をお唱えし、お陰をもちましてありがたくご先祖さまを供養することができました。

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今回の講話は、浄土宗から発行されたエンディングノート“縁の手帖”の活用について。
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エンディングノートは遺言書とは違い法的効力は無いが、自身の最期についての思いを記す物です。

死を身近に感じるようになってから書くのではなく、まだまだ先だと思っている“今”から書き始めましょう。気持ちが変われば書き直しましょう。

ひとり静かに自身の人生を振り返り、最期を見つめる時間。

家族、友人、お世話になった方々を思い出せる大切な時間です。

しかし、ひとりで完結させるのではなく、ぜひ家族や兄弟、もちろん住職とも語り合いながら記入していただければと思います。

“迷惑をかけたくない”
そんな思いで書かれたエンディングノートが残され、かえって遺族を困惑させるケースもあります。

迷惑をかけない最期はありません。
迷惑をかけるけどごめんね、よろしくねの気持ちを持ち、日々過ごしたいものです。

合掌

次の当山の法要は、11月19日(日)十夜法要です。