去る10月9日、高知まで旅をしてきました。
旅とは言うものの、本当の目的は出張です。
当山の若がお世話になっている佛教大学。
そちらの教育後援会(いわゆる保護者会)主催の教育懇談会が全国各地(京都・東京・名古屋・福井・岡山・鳥取・高知・福岡)で開催されています。
ご縁あって後援会の役をお引き受けしている関係で高知会場の担当としての出張です。
せっかくの高知出張をより実りあるものにするべく、朝6時前に自坊を出て、8時過ぎには高知空港に到着。
レンタカーを借りていざ出発。
許された時間は12時30分までの4時間。
まずは、四国霊場第三十一番札所 竹林寺を参拝。
苔むした参道。
文殊菩薩を本尊とする檜皮葺の本堂。
本堂に向かい合って建つ大師堂には大勢の参拝者。バックパックにトレッキングシューズの白人女性二人組もおいずる、すげ傘の衣装を身につけ、歩き遍路をされてました。
境内にそびえる檜造りの五重塔。
境内は散策できる道があり、池の周囲は多くの緑に囲まれ、地蔵尊やガンダーラ仏などお参りすることができました。
竹林寺を後にして、次の目的地は“高知の日曜市”。
高知城から西に延びる追手筋の半分に高知の特産物を扱うテントが1300mに渡って並びます。
昼食には、
田舎寿司…ネタが筍・椎茸・茗荷などお精進
中日そば…中華麺に鰹出汁
いも天…さつま芋の天ぷら
をいただきました。
大阪ではお目にかかかれない珍しい物をたくさん目にしました。
せっかくなので何か買って帰ろうと思い、秋の筍といわれる四方竹、鮎の干物、直径5cmのごぼうを購入。
あっという間の高知観光でした。
その後は教育懇談会に出席。今回のお仕事である主催者側の挨拶を済ませ、大学側の報告を拝聴しました。
帰りは特急南風に乗り車窓から大歩危小歩危の渓谷美、瀬戸内海に沈む夕日を堪能し、つかの間の高知への旅、実りある一日でした。
旅の日記にお付き合いいただき、ありがとうございました。
合掌
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