去る12月9日(日)、当山本堂にて平成30年最後の公式行事 “仏名会・御身拭い式” を勤めました。
師走に入っても暖かい日が多く、年末であることを忘れてしまいそうです。
しかし、この法要の準備をしていると、今年もいよいよ残り僅かであることを実感します。
参加された皆様には、懺悔用紙と封筒、覆子(ぶくす)、仏壇用ふきんの三点が配られました。
懺悔用紙に、今年を振り返って阿弥陀如来に懺悔したいことを書き込み、塗香と触香で身体を清めていざ入堂です。
南無阿弥陀仏と仏の御名を称えて礼拝。
阿弥陀如来の御前まで出向き、仏前のお灯明から、封筒に入れた懺悔用紙に火をもらい、火鉢の中へ。
罪の全てが灰燼と化していきます。
阿弥陀如来の御身拭い。
先ずは頭の上から蓮台までの煤・塵が払われた後、覆子を付けた参加者が一人ずつ真新しい布巾で阿弥陀如来の御身を拭いました。
ご本尊の阿弥陀如来も、我々の身も心も、煤が払われ清々しい気持ちにさせていただける有り難いお勤めとなりました。
ティータイムには、カヌレとお抹茶をお召し上がりいただき、皆様帰路につかれました。
●カヌレ＝カヌレ・ラボ 天王寺区清水谷町
●お抹茶＝石本川口軒様より御供いただきました
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