去る令和2年11月15日(日)、心地よい秋晴れのもと、当山の十夜会法要を執り行いました。
じわりじわりとコロナ感染が増えている状況下、やはり参詣者数は例年の半数ほど。18名の参詣がありました。
今年は当山の若和尚(副住職)が加行(修行)を終えて初めてのお十夜会ですので、古式十夜の聲明を取り入れた次第で執り行いました。
当山では16年振りの古式十夜法要。
2月に立案したものの、結局声合わせは1週間前からというぎりぎりのスケジュールでしたが、当日は大きな失敗も無く勤められました。
参詣の皆様にも古式十夜の雰囲気を満喫いただけたようで良かったです。
出来るかどうか心配していた大念珠繰りは、医療用グローブを提供していただき、皆さんと輪になりいつものようにお念仏をお唱えすることができました。(グローブ提供:N様)
その後、木魚を打ちながらのお別時念仏の声と共に、お塔婆のご供養を勤め、法要を終えました。
例年は境内で栽培したささげ豆の十夜粥と大根炊きをお斎に召し上がっていただいておりました。しかし、今年は感染対策のため、ささげ豆と黒米のお赤飯を炊き、お持ち帰りいただきました。
次の行事は、12月20日の仏名会です。
コロナ感染状況を見ながら、開催の判断をさせていただきます。
(今回もYouTubeを限定配信しましたが、音声が聞き取りにくい部分がありました。お詫び申し上げるとともに、今後改善できるよう現在調査中です。ご了承ください。)
合掌
コメント