今日3月17日は、令和3年の春彼岸、入りの日。

春分の日がお彼岸の中日で、結願(最終日)が23日までの一週間です。

《当山の彼岸会法要は21日(日)に行います》


お彼岸と言えばお墓参りと頭に浮かぶ方が多いと思います。

「彼岸」とは、私たちが生きる此の岸=此岸に対して、向こう側の世界、つまり極楽浄土を意味します。

春分・秋分の日は、太陽が真西に沈みます。

つまりその先には、阿弥陀さまのいらっしゃる西方極楽浄土がある。

私たちも阿弥陀さまに導かれ、極楽浄土に往生したいと、お念仏をお称えします。

お浄土に想いを馳せ、お浄土に先立たれたご先祖様に供養をします。


お墓に詣でる。

お寺にお参りする。

お念仏をお称えする。

その他にも、日頃なかなか出来ていないような仏教的なことを積極的に実践する一週間にしたいものです。


昨日、境内でフリージアが開花しました。

あちらこちらから桜の開花の便りが届いています。

当山のソメイヨシノもそろそろ開花しそうです。

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うれしや花の春彼岸

衆善奉行の浄土なり

南無阿弥陀仏

(浄土宗吉水流詠唱 彼岸和讃より)